安曇野東部 赤木山(717m) 2011年11月19日

所要時間 車−0:05−赤木山−0:04−車

概要
 城跡の山。セイコーエプソンの工場や社宅に囲まれた平坦地に古墳のようなポコっとしたピークあり

 続いて赤木山。ここは松本市南部/塩尻北部境界付近の低山で、地形図を見ると北側に大きな工場があるようだ。そして山頂部は広く平坦で、その工場と関係して造成して削られたような印象を受ける。一応、標高点が記されており、今でも山として認知されているようだ。ただ、等高線は710m一定で、全体が同じ標高の平らな地形かもしれない。

 GPSを見ながら車を走らせると、方位と残距離からしてそれらしきピークが見えてきた。予想通りピークというより台地で、大きな工場とマンションの間の樹林に覆われたなだらかなピークだった。てっぺんは造成されて建物でもあるかと思ったらそうではないらしい。

路肩に車を置いて雨の中を歩きだす 道路脇は針金フェンスあり

 南のマンション側から接近すると工場はセイコーエプソンで、マンションはその社宅らしかった。あちこちに駐車場があるがエプソンのもので登山者のものではなかった。車を止める場所がなく、しかたなく山頂北西側の路側に駐車して歩き出した。

法面から斜面に入る。籔は薄い

 車道脇には道路に沿って針金が張られているが、車道脇が法面になるところで柵は切れ、特段の注意書きがあるわけでもないので立入禁止ではないと解釈、樹林の斜面を登っていく。落葉樹が中心で下草はなく適当に上がっていく。

山頂部の広場に出る

 すぐに山頂一角の平坦地に飛び出す。山頂も同じような落葉樹林かと思ったらグランドのような木がない平坦地で、建物は皆無で何のための土地なのか不明だった。完全に平らではなく、一箇所だけ小さな円墳のように盛り上がった場所があり、そこが山頂であろう。「グランド」は外周に沿って遊歩道?があり、それを右回りにたどっていき、最後にちょろっと登って「円墳」のてっぺんに到着。周囲は背の高い樹林に囲まれているので展望はなし。東側になにやら案内板があったので覗いてみると、ここは城跡とのこと。まさか当時からこんな広い平坦地だったのか、それとも現代になって造成したものかは説明はなかった。

 

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